
秋の陽は釣瓶落とし・・・とは、良く言ったものです。。。
kotorichan自転車に乗って、大淀川に架かる小戸之橋を北側から南岸に向かって
息を切らしながらへぇへぇと渡っていましたら、
西の空に美しい夕日が沈みかかっていました\(^o^)/
ついさっきまでは、明るい午後の空だったのに、いつの間にか
すっかり黄昏時の雰囲気が漂って来ていて、夕日も見る見るうちに沈んで行くので
シャッターを切るたびに表情が変わります(@_@;)
秋は夕暮れ。夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに
烏の寝所へ行くとて 三つ四つ 二つ三つなど
飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが
いと小さく見ゆるはいとをかし。日入りはてて
風の音 虫の音など はたいふべきにあらず。
・・・・・良く暗唱させられました(>_<)
『秋は夕暮れがイイんですよねぇ~。夕日が赤々と射して、
山の稜線のところへ今にも沈もうとしているその時に、
カラスが寝ぐらへ帰ろうと、三羽四羽、二羽三羽と
思い思いに急ぐのさえしみじみと感じられますね。
ましてや、雁などが列を連ねて飛んでいるのが
とても小さくなって見える様は、
これもまたなかなかに興味深い。。。すっかり日が暮れて、
風の音がして虫の鳴き声が聞こえてきたりするのは、
もはや言うまでもないほどに風情があります。』kotorichan釈(*^-^*)
知る人ぞ知る『枕草子』の秋の部分ですが、
春はあけぼの。。。に始まって、夏は夜。冬はつとめて(早朝)。
清少納言さんの感性と表現力に感服しますね\(^o^)/
秋の夜は長いです・・・また、ゆっくりと本が読みたくなった
kotorichanでしたーーー( *´艸`)